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 浮世絵 No.9

 1. 国芳

 2. みかけはこわいがとんだいいひとだ (平成版)

 3. 主    版: 山桜、江戸嘉永期 (1850年頃)版元藤岡屋彦太郎が
           製作した版木を使用
   色    版: 山桜、2001年立原戌基氏の手により製作
   用    紙: 越前生漉奉書
   摺・摺度数: 立原戌基氏による10度摺
   使用絵具 : 片紅、青花、弁柄、ベロ藍、墨

 4. 38.0 × 25.3 cm

 5. 版元 ギャラリー壮美

 6. 価格 \80,000

 7. 特製額縁 \20,000 
   (美術館施用の紫外線カットアクリルガラス、中性紙使用)

 
江戸は嘉永期(1850年頃)に制作・出版された一勇斎国芳戯画「みかけこはこわゐがとんだいゝひとだ」は、当時の原版木(主版)を用い、天才木版師立原戌基氏の手にかかり、150年あまりを経て平成の錦絵として再び生命を与えられました。

この原版木は、イタリアのジェノヴァ近外カモーリで見つかり、20年ほど前に日本に戻って参りました。その際に調査研究いたしましたところ、間違いなく当時の版元藤岡屋彦太郎の版木であると判明いたしました (名古屋市博物館、千葉市美術館、サントリー美術館「歌川国芳展」図録222・277頁参照)。


原 版 木



主 版


立原戌基氏らの努力により、今日、和紙や絵の具などの材料の研究が進み、平成の後摺りとして甦ることに成功いたしました。

この錦絵「みかけはこわゐがとんだいゝひとだ」を良く見ますと、色々の形体をした人々が寄り集まって一人の男の顔と成っています。背中は、朝比奈三郎の後姿です。朝比奈が嶋巡りの際に出会った耳長国、手長国など異国の人々です。さてあなたは、何人の人が寄り集まり、どこの国から来た人々かおわかりになりますでしょうか。




朝比奈諸国廻り図
 
平成に甦った江戸の色、ユーモアあふれる浮世絵版画をお楽しみ頂きたくご案内申し上げます。


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